計画によると何やらスゴイ病院が誕生しそうですね。
完成予想図を見ると、ワクワクします。
では、建て替えのざっくりした概要や現在の状況を一緒にみていきましょう。
新・浪岡病院は只今建設中!(現病院も稼働中)
1970年に建築された青森市立浪岡病院(旧・浪岡町立浪岡病院)は、老朽化により建て替えることになっていましたが、2020年2月、ついに着工の運びとなりました。
現在の浪岡病院の様子がこちら。
外見を見るとまだもう少し大丈夫そうな気もしないでもないのですが、正直、中に入ると老朽化が目立ちます。
まあ、筆者は現在40歳ですが、ここで産まれた訳でして。
そりゃ、ガタもきますね(^^;)
それがなんということでしょう。(ビフォーアフター)
こんな素敵な病院が建つのです!
以前駐車場だった場所および一部病棟を取り壊し、このような近未来的な病院が浪岡に間もなく姿を現そうとしているなんて、ちょっと興奮します(笑)
そしてこちらが工事概要です。
当然ですが、発注者は市長ですね。
そして、来年2021年3月26日完成の見込みであることが分かります。
完成予想図を思い描きながら、楽しみに待ちましょう!
参考資料
建て替えに至る物語
浪岡病院の在り方
国の指針
2014年前後に成立した法律や、国が策定したガイドラインなどに則り、地域医療構想や公立病院改革プランの健闘が推し進められました。
その中で、病床の機能分化・連携、必要な医療機能を備えた体制整備、経営の効率化、持続可能な病院経営等が議論されたようです。
浪岡病院の方向性
2015年度までを計画期間とした「青森浪岡21世紀まちづくりビジョン(市町村建設計画)」において、浪岡病院については、当面現在の機能を維持することになりました。
ただ、課題も多く残されました。
- 病床の見直し・機能分化
- 公立病院の役割の明確化
- 病院間の再編・ネットワーク化
また、こういった課題も検討しつつ、以下の観点で今後の浪岡病院の在り方を議論し、現在に至るようです。
①健全経営を可能とする病院規模・機能の検討
②青森地域医療圏内の公立病院全体での役割分担を踏まえた検討
この地道な議論を重ねた結果、こんな素敵な病院が建つ(予定)訳です。
関係者の方々のご尽力に心から感謝いたします。
上記参考資料
私が調べた限り、建て替え議論の発端は以下の資料が分かりやすかったです。
こちらは浪岡自治区地域協議会の資料になります。
青森市と(株)フィリップス・ジャパンの連携協定の締結
※(株)フィリップス・ジャパンを以下「フィリップス」と表記します。
昨今特に叫ばれる医療・介護ニーズの増大は、日本全体の大きな問題ですね。
その理由には、枚挙に暇がありません。
・老人慢性疾患の増加による疾病構造変化
・医療を必要とする重度の要介護者
・認知症高齢者の増加
などなどなど。。。
そんな中、
こういった話題が躍ったのは去年(2019年)のこと。
なーんて、正直いぶかしい気持ちをもってしまったのは事実。
また、
という方も多かったのでは。
要は、
ということですね。
でも、なんで浪岡?
なんて、何だかいぶかしげな話だなあと思ってよくよく調べてみると、実は何やらとても有難く、ラッキーな話のようで。
②浪岡地区の高齢化率・人口密度は,青森県や全国の市区町村の姿に近く,浪岡地区で得たモデルは,全国モデルとしての波及効果が期待できる。
浪岡の状況をありのままに見せるだけで最先端の企業と提携できて、こちらが進めている病院建て替えにいい影響があり、最新医療が受けれる病院を設置するという攻めた施策を打つことになると「挑戦を誇れる街 青森市」の具体的発信事例として示せるなんてラッキー!
浪岡って場所、なんか日本全国の高齢化率・人口密度の姿を投影している場所で、丁度いいことに病院をこれから新しく建てるみたい。そこで最新医療技術で上手い事いけば、日本全国の似たようなところでも上手い事いくんじゃないの?ラッキー!
新浪岡病院完成後の”世界”
想像してみましょう。
こんなかっこいい病院ができたら、調子が悪くなくても見に行ってみたくなるなあ(笑)
中はどんな感じなんだろ。
カッコいい設備がたくさんあるんだろな。
食堂のご飯は美味しいかな。
こんないい病院あると、引っ越ししてくる人増えるかな。
浪岡のお店が繁盛するかな。
浪岡が今より活気がある場所になるかな。
さて、何番目の想像まで実現するかな。
楽しみですね。